ナゾリウム 2023.12.21

関西フォークの風に吹かれて。その1

ナゾリウム 2020.05.28

コロナくんとの共生時代に。

地球に人間を住まわせた事が失敗さ。

1972年 週刊現代 1月6日号「人間滅亡教教祖の年頭のあいさつ」

 

荒俣 宏 『異彩天才伝』

この本には国内外の天才奇人がモウラされておりますよ

深沢七郎、南方熊楠、左ト全、三田平凡寺などなど

 

え~上記のゲキレツなコトバは我ら山梨が誇るグレイトな小説家・深沢七郎によるものでござる。約半世紀前すでに人間のダメさかげんを見抜いておられたのぢゃよヨロレイヒー♪1972年といえば大阪万博を終えてイケイケドンドンな時代で輝かしい未来があるとサッカクしてたの皆の衆。ところがドッコイ人間滅亡教祖さまの透徹した眼力はチャライ人間文明をバッサリと断罪してたんだよね。「人間に生きる価値などあるはずがない」などなどと言われてしまふと、ははあーとコウベをたれてザンゲの値打ちもないのにザンゲしてしまいたくなるんやから流石がは天才教祖さまの非凡さにひざまづきたくなるんだなぁ。我ら凡人たちは世の中が便利になったり進歩することをほとんどウタガイもなく享受してkたんだけど、このテータラクな21世紀文明のナレノハテに我らは右往左往するばかりだ。地球も自分たちのモノだとばかりに汚し放題やりたい放題のツケがまわってきたのはマチガイなしなのよ。今だコロナを悪者あつかいにしてるのにはアキレルなぁ。この地球上で一番悪い奴は人間なのだ。みうらじゅんのコトバに「にんげんけだもの」といふのがあるけんど全くもってそのトウリ。人間がいなくなれば地球は美しくよみがえるのさ。やれ原発だのリニアだのSNSなどろウツツをヌカシテオルからコロナくんに反省せんかいと言われているのよ宮坂さん。地球はオロカ月までもロケットをとばしてワルダクミをしちょる人間さまのバカさかげんは、まさにアホにつけるクスリは無いのである。深沢七郎いわく「繁栄といふのがそもそも病的なものなんだ」「繁栄は不自然なんだ」うーむ、人間皆ビョーキになってしもうたんやなぁ。サルや鹿やバッタやニワトリよりも強欲な人間に少欲知足生活は今さらムリやろから、この調子でいけばメデタク滅亡するだらう。コロナくんと共に生きるにはケーザイ至上主義や便利至上主義から離れてゆくのがよろしからう。コンピュータア生活からオサラバする、土に自然に近い生活をめざしてゆければ少々救いはあるかもしんないけど、とほほの心だ。

ナゾリウム 2020.02.28

ナゾリウム2019.11.22

ナゾリウム 2016.2.29

原発を強く意識したのは、『原子力戦争』を見てからや。
(黒木和雄監督 1978年 ATG作品)
ナゾリウム2016.2.29

福島の町々では今だに除染作業が続いているやうだ。そやけど除染ジョセン言ふても汚染されたモノが移動しただけで根本的に解決したわけぢゃない。移染と言ふたほうが正しいと思ふ。精神分析の岸田秀先生は「人間は本能の壊れた動物である」と断言してはるけど、ほんまにそうかもしれん。セイギョできひん放射能や核を安全やと言いはるえらい人たちは、もっとも信用できまへんな。一九八七年大阪のATG系(アートシアターギルド)の映画館で『原子力戦争』といふ映画を見た。38年くらい前のこと。国家的プロジェクトといふのは大体アヤシイもんが多いけど原発はその頂点と言って過言ではあるまい。映画の中でインペイされた事実?を入手した原田芳雄が消されてしまうんやけど、さもありなんと思ったもんさっさ。数年後、あまりにインパクトが強かったもんやから、黒木和雄カントクにゼヒ上映会をしたいと手紙をしたためたところ ナ・ナント黒木さんから快諾をいただいたのにはびっくりぎょうてんいたしましたよ。『原子力戦争』は興行的にも、内容的にもナットクできるもんやなかったらしいけれど 黒木さんにとっては思い入れの強い作品だったらしく わざわざ吉田まで来て下さったのだ。『祭りの準備』なら行く気にならなかったけど『原子力戦争』は行かざなるまいと思われたとのこと。その上映会の時に黒木さんは真顔で「原発はアブナイからねぇ」とおっしゃったのをよく覚えている。そのあとチェルノブイリ、フクシマと事故が続いてもアホノミクスジュースを飲み飲み浮かれちょる人類はいったいぜんたい何処へ行かうとしてるんやろか。そういやあの園子温カントクの『希望の国』も希望のない映画ですな。「原子力明るい未来のエネルギー」左のワンちゃんも人間サマの欲望の道づれにされてしもうた。ごめんね

ナゾリウム 2015.1.10