ナンナノカルチャー・マーケット

〜 子ども・からだ・暮らし 〜

2015年11月20日(金)〜12月8日(火)


秋といえば食欲の秋、読書の秋、そして文化の秋でございます。関西では昔、文化住宅っていう庶民向けの住宅もありました。まあそれはともかく、ナノリウムでは、暮らしにミッチャクしたカルチャーサークルを日頃ボチボチやっております。今回はそれらをまとめたり補ったりをやってみようと思います。どうぞお気軽にご参加ください。


____________

きくちさかえ写真展「産まれるいのち」
11月20日(金)〜12月8日(火)

「お産の会」なるものを不定期ではありますが、かれこれ20年も続けてきました。その会で長く講師を受け持って下さったきくちさんが、マタニティーコーディネーターの仕事の中で撮ってこられた国内外の赤ちゃんの写真を展示します。どうぞゆっくりごらんになって自分のことを想い出すよい機会になりますように。

____________

読書の秋は古本から
11月20日(金)〜12月8日(火)
子ども・からだ・暮らしの本を中心に

「本の会」というサークルがふたつあります。ひとつは金曜日の夜、もひとつは日曜日の午前中にそれぞれ月1回集まって、自分の読んだ本の紹介をして楽しんでいます。

____________

おゆずり きものバザー
11月20日(金)〜24日(火)

もう袖を通すことはないだろうけれどオイソレと処分できないのが「きもの」だと思います。タンスに入れっぱなしになっているきものや和装小物(帯〆、帯あげ、はきものなど)胴うらやハギレなども持ちより下さい。「きもの」のミリョクや想い出、リフォームのアイデアなどおしゃべりしながらのバザーです。

*整理したいお手持ちのきものなどお持ち下さい。(11月15日あたりまでにナノリウムへ)
*「十六夜きもの」「沖眞理ちくちくパッチワーク帯」の展示もします。
*収益は支援になります(行く先未定。昨年までは東北の裂き織りのチームへ渡しました)
*まずきものを着て集まろうでスタートしました「きもの女子会」もあります。 毎月第三火曜日午前10時〜

____________

「手前練り香をつくる」
11月29日(日)午前10時〜12時
要予約 参加費(材料費込み)2,500円
講師:萱沼正子さん

お香作りは簡単ですし、バリエーションもあって奥深いです。日常のくらしにいかしていただきたいと萱沼さんはおっしゃいます。たのしいお香のはなしをきいて作ってみましょう。材料の残りは持ち帰れます。

____________

棟居アキラの整体トーク

毎月2回のワークは和気あいあいです。ゆっくりおはなしを聞いてみたいのご希望に答えて棟居さんに登場していただきます。

その1・11月18日(水)午前10時〜12時
   「子どものからだの内と外」
    中村会館(注:この会のみ場所が違います)
    要予約1,000円 ※赤ちゃん、子づれほどほど可

その2・11月27日(金)午後7時〜9時
    「からだにもいろいろありまして」
    要予約1,000円 ※終了後懇談会の予定

____________

きくちさかえ トークイベント
「みんなのお産・わたしのお産」
12月5日(土) 午後1時〜 要予約1,500円

きくちさんが東北震災後39人の方を取材し、出版した本の映像を見たり、おはなしを聞いたり、お産のことを語り合ったりする場にしたいと思います。「ナノお産の会」へ参加された方々も久しぶりにお集まりください。


梶なゝ子展 そこにおく

2015年10月16日(金)~11月10日(火)


そこにおくことで空気が変わる

そこにおくことで場が変わる

深化し続ける 梶なゝ子的美的空間ヘようこそ

松村久美+小原佐和子写真展 − 沖縄から学ぶ希望 −

2015年9月11(金)〜10月6日(火)


「そう 沖縄問題は日本の戦後問題の象徴である。それゆえに沖縄があるというのは日本の希望である。」うーん 赤坂真理さんの『愛と暴力の戦後とその後』の中にこんな文章があり思わずうなってしまった。この国に米軍基地がいまだにあるといふことの真実は わかっている筈なのにぼくらは素知らぬふりをして70年やりすごしてきたのだと思ふ。以前から沖縄に関する展覧会をとバクゼンと考えていましたが 良き御縁を頂き松村久美さんと小原佐和子さんによる写真展を開催する運びとなりました。ありがとうございます。30代と60代 異なる世代の女性カメラマンの作品から 日本の希望である沖縄問題を考えるよすがとなれば幸いです。尚、会期中沖縄グッズや飲みもの 島唄のCD 古本等々 沖縄ワールドをしみじみお楽しみ頂ければ幸いです。

■松村久美 1947年徳島県生まれ 東京写真大学(現・東京工芸大学)卒
1969年から1972年、1974年から1976年沖縄に住む。著書『片想いのシャッター』現代書館
写真大学卒業2年後、22歳の私は「復帰」(1972年)前の沖縄に住み、復帰運動、米軍基地、まつり、島々を撮り歩いた。復帰後、再び住み、日本の一県となった後も占領し続ける基地や沖縄の風俗や人たちを記録した。


■小原佐和子 埼玉県生まれ 日本大学芸術学部写真学科卒業

 http://www.obarasawako.com/

撮影地の久高島は、沖縄県知念村にある周囲約8キロメートルの南北に細長い離島で、琉球の祖神アマミキヨが初めて降り立った琉球王朝開闢の地です。古くから御嶽(うたき)と呼ばれる、神や祖先がニライカナイから来訪するとされる場所が点在する「神の島」を記録しました。モノクロ20点。

【関連企画】

■沖縄チャンプルトークナイト 9月19日(土) 午後7時〜 参加費 1,000円 要予約

「松村久美さん、小原佐和子さんを迎えて」

 アワモリ サンピン茶 オキナワフーズを頂きながら

 島唄を流しつつチャンプルトークを炸裂させたいのココロだ どーぞお出かけ下さい。


■めんそーれ沖縄シネマナイト 10月3日(土) 午後8時〜

 参加費 1,000円(茶菓子代として) 要予約

 こちらも沖縄ドリンクなどを頂きながらのレジェンドなシネマを

 たっぷりお楽しみいただきたいのさめんそーれ

堀尾貞治展 あたりまえのこと 縞 しま シマ

2015年6月12日(金)〜6月30日(火)


えー毎年5月に来て頂いている堀尾さんですがベルギー 香港とツアーが続きまして6月展となりました

生きてるうちが花なのよ いつまで続くナノリウム いつまで続く堀尾展 どなたもお出かけ下さい あ〜縞でっせ

そして旅はまだ続く

2015年4月24日(金)〜6月2日(火)


とかくこの世は効率優先で味気ないことが多いですな かの内田百閒先生は何の目的もなくひょいと阿呆列車に飛びのってお散歩気分で旅に出たやうだが 今こそそんな無為な時間が必要な気がいたしますよ 遠いところへ行かずとも小一時間程電車に揺られて知らない町に途中下車ってのもよろしいな 心の余裕は新しい発見の旅でもあります さてさてどうぞナノリウムの展示空間へも旅していただきたいココロなのさ


長谷川 豊(汽車・電車の絵)

水谷 伸郎(電車の紙模型)

エスニカ(紙の糸の帽子等)

沖 眞理(Tシャツ・パンツ・皮のバッグ等)

Y.K機屋(夏物ストール等)



【関連企画】

■ ダメじゃん小出の「コメディ時事急行」

 2015年5月16日(土) 開場18:30 開演19:00

 予約:¥2,500 当日:¥3,000

 TEL:0555-24-2938

 FAX:0555-24-2948

 E-mail:d-j-k@max.odn.ne.jp

 (いずれかにご予約ください)


■ スライドトーク「笠間人車軌道復元よもやま話」

 おはなし:藤本均定成

 2015年5月31日(日) 開場17:30 開演18:00

 参加費:1,000円(お茶付き)

 要予約 ナノリウムまで

  TEL:0555-24-2938

  FAX:0555-24-2948


東北を想ふ ④

2015年3月13日(金)〜4月7日(水)

木曜定休 臨時休業4月4日(土)

 ・  ・  ・  ・  ・  

2011年3月11日の大震災そして原発事故から四度目の春を迎えた 今年の正月は福島第一原発に近い富岡町へ行く機会を得たが 誰もいなくなった町をリアルに想像できる日本人はボクを含めて極めて少人数だろふ 日々の生活に追われ3.11の風化は急速に早まっている 郡山から新宿にたどり着いた雑踏の中で感じたことはあの誰もいなくなった不気味な静けさの富岡町が現実で 群衆で溢れかえる新宿の街が虚妄かつ砂上の楼閣のやうに想えるのだった あたりまえのことだけど福島も東北も地続きであり北上すればたどり着けるといふことは あの大震災も原発事故もボクらの問題であるととらえた方がよいでせう さて今展では東北在住の障がいのある方々による絵画を中心に中心に展示させて頂くことになりました その理由のやうなものをあげると「弱者の思想」(高橋源一郎+辻信一 共著 大月書店)といふ本を読んだことがきっかけになったのかもしれません 本の帯の高橋源一郎氏の言葉「弱者は社会にとって不必要な有毒なのだろうか 彼らの「弱さ」はじつはこの社会にとってなくてはならないものなのではないだろうか」が深く心に響いたのでした そんな想ひを秋田の「アートリンクうちのあかり」のAさんに伝えましたところ全面的な協力を得ることが出来ました 又関係者の皆様にも大変お世話になりました 重ねて御礼申し上げます

【出品者】上田志保・小林覚・似里力・村塚政二(岩手) 鹿島壮・平川慧・渡辺健斗(秋田) あさのけいし・むなかたあきこ(宮城) 三瓶沙耶香・土屋康一(福島) 三浦隆寛(山形)


【協力】造形集団・風 いわて・きららアート協会 るんびにい美術館 NPO法人 逢い アートリンクうちのあかり ながいアートプロジェクト ペンギンズアート工房 はじまりの美術館 (順不同)

【関連企画】

■福島の毛羽を素材にしてコースター・カード・アート小品を作る

 ワークショップ 3月25日(水) 10:00〜15:00

 参加費 3,500円(材料+弁当)要予約

 協力指導 アトリエA+E

 ※毛羽とは 蚕が初めにはき出す荒糸部分

 

■東北の物販

・陸前高田で縫製された肌に優しい志あるインナー(本社・秩父)

 3.11の震災にもめげず一ヶ月後に工場を再開させた

 中島みゆき風ファイト!かつビューティーな会社です

・陸前高田 福島の美味しいもの色々お楽しみに

 

■アトリエA+E

 福島の真綿を素材にして作られたショール ストールなど


フジヤマ テキスタイル プロジェクト 2015

2015年2月21日(土)〜3月3日(火)


富士山の麓、江戸時代から続く織物産地の富士吉田、西桂。東京造形大学テキスタイルデザイン専攻の学生による、産学共同開発「フジヤマテキスタイルプロジェクト」。学生とメーカーが1年かけて取り組み、開発したテキスタイルプロダクトを展示、販売します。


・  ・  ・  ・  ・  ・  ・


オープニングレセプション

2月21日(土)17:30〜


コラボレーション参加メンバーの機屋と学生のトークショーも行われます。誰でもご参加いただけるので、ぜひ足をお運びください。

緊急特別企画 阪神淡路大震災から20年 堀尾貞治震災絵画展

2014年1月16日(金)〜27日(火)


95年1月17日の早朝ボクは、日赤病院の救急受付の部屋でブキミな揺れを感じたのだった。あれから20年、天災は忘れた頃にやってくるどころか、東日本大震災にもソーグーし「この世はいかさま」であることも判明した。神戸の堀尾さんは、その95年からナノリウムへ毎年来ていただいているのぢゃが此の度は、あれから20年といふことで震災絵画を展示いたしますのでぜひお出かけください。


・  ・  ・  ・  ・


阪神淡路大震災から20年関連番組の映像を見ながら話し合ふ会。


1月25日(日)午後5時〜

参加費 お茶代として500円

喜楽めく冬の硝子愛

2014年12月12日(金)〜1月13日(火)


女性が輝く社会をなどと今さらジローなこの国のエライ人の認識は相当お粗末と言わねばなるまい 今展では女子力硝子五人の昨夏に参加して頂きます

喜楽めく硝子愛の作品の数々がゆく年くる年あなたをお待ちしておりますですよ

えー本年も大変お世話になりました来年も良い年になりますやうに