もうひとつの富士楽々自由美術展の作品を募集します。
会期は2024年1月26日㈮~2月11日㈰まで。
えー今年もあっといふまに1年が過ぎようとしておりますが皆さまお元気でせうか。名称も新たにより楽しくより自由な富士山展を開催しますのでふるって御参加ください。富士山登山鉄道計画を笑ひ飛ばすやうな作品もお待ちしておりますが自由かつ楽しい作品を心よりお待ちしてまっせぇ。年末年始の自由時間においてアナタの「もうひとつの富士」をひねり出して下され。
作品募集要項。
①出展作品は1点。
②表現方法は自由です。絵画、写真、オブジェ、レリーフetc...
③作品の大きさ。平面ならタテ60㎝×ヨコ60㎝×厚み10㎝まで。
④立体作品は30㎝角の台にのるモノ。
⑤搬入締め切り1月25日(木)午後6時。〒送OK。
⑥参加費五百円。
⑦パーティは2月11日㈰ 詳細はナノまで。
ナノリウム 0555-24-2938
ゆく年くる年
ドーナノセレクション
2023年12月15日㈮~2024年1月16日㈫
■詩人田村隆一は21世紀のデジタル社会を嫌ってさっさと往ってしまい フォークシンガー高田渡はケータイなんか持っちゃいけませんと言い残してこの世から早退した 両者に共通しているのは美意識が高かったやうに思われますな スマホがなけりゃ生きていけないこの世は中也ぢゃないけんど汚れちまった哀しみに満ちている 新幹線のスピードは暴力性を肯定し狂気をはらんでいる リニアだ富士山登山鉄道などもってのほかぢゃが おえらい方はちっともえらくなく欲望全開の暴走を止める術を知らない さてさて美術にできる美しい術はありやなきやの崖っぷちチンプンカンプンチチンノプイナノリウムセレクションの作品イロイロございます ゆく年くる年クルシュウナイ
厚川文子×ハシヅメミツコ
ATSUKAWA Fumiko & HASHIZUME Mitsuko
佐久そして金沢から
2023年11月3日㈮~11月29日㈬
一度も会わなひことだってある すれちがひすらしないことだってある これは高田渡の歌の一節ですが 確かに人生で会える人って限られておりますよね さて厚川さんとハシヅメさんはお互ひの器は使われているとのことですが じっさいには会われたことがないさうです そして当方もまだハシヅメさんとはお会ひしたことがありませぬが 此の度は金沢から来て下さるので嬉し恥かしでありますよ そして出来ますれば厚川さんとハシヅメさんとの初対面も実現しますやうに 今回は佐久そして金沢からお二人が来て下さるのですが 皆々様におかれましてもお二人の器との良き出会ひがあることを切に願ひます そしてみんなの心の器も拡がりますやうに
11月6日(月)
厚川さん ハシヅメさん 揃って在廊となりました ご都合合いましたら どうぞお出かけくださって お楽しみください
佐藤 剛 × 藤本 公 定成
SATOH Go & FUJIMOTO Hitoshi sadanari
ヒネクレ
2023年9月16日(土)~10月11日(水)
※9月16日(土曜) から 始まる予定でした 藤本×佐藤展は 作家体調不良のため 中止を 決めました ヒネクレ度パワーupして 仕切り直しの つもりです
誠に 申し訳ありません 何とぞよろしく願います
■土でできたなんとかバチの巣を佐藤さんが焼き 均ちゃんが台座をつくった作品のやうなモノは ゆっくり浮遊するメリーゴーランドのやうだ ハチと佐藤さんと均ちゃんによるコラボは忙しい世の中の外に存在する 佐藤さんは器を作っているが弁当の配達もしていて ほか弁よりきっとほのぼのしているだらう まだ二度しか会っていないけどボクトツとした人柄はショウチュウのお湯わりのやうにあったかい 旧知の均ちゃんは永遠のイタズラ工作少年で モノづくりのスキマアワイをくねくねとした路地のやうな思考力でもってヒネクレマンを生きる人 いったいぜんたいどんな展示になるのかわかりませぬが ヒネクレ実験展をどうぞお楽しみいただきたいたい殿山泰司
井上 剛 展 INOUE Tsuyoshi
SIgn
2023年8月11日(金)~9月6日(水)
■井上さんと知り合ったのはもうずいぶん前のことじゃった あの頃君は若かったぁ♪のでゴウ君と呼んでいたけれど今や大学の先生でっさかい風切る早さの年月を想ふ そして前回のナノ展はなんとあの大震災の2011年だったのよ 言わずもがなじゃが井上作品は大きゅうて役に立たぬがそこんところが魅力なのですよ そうあの河合隼雄大先生も役に立たん事はええこっちゃと言うてはりましたな 大器晩成成城石井 嗚呼大いなる才能を眠らせちゃならんぜゼレンスキー 誰かリールを知らないか ココロの大富豪よいざいでよ いやはや世の中マチガットルヨ~まことにイカンに存じます~♪
小竹 信節 展 KOTAKE Nobutaka
倫敦絵日記(コラージュ)
2023年7月28日㈮~8月6日(日)
本展は舞台美術家でありました小竹信節が1995年に英国ロンドンに1年滞在中に制作した数十点のコラージュ作品の展覧会です 晩年は緑の多い河口湖に移り住み暮らしていたなか倉庫の隅に眠っていたこれらの作品を気にしていました そしてこの度ギャラリーナノリウムにて展覧会を開催させていただける運びとなりました ご高覧いただけたら大変嬉しく思います 小竹 紀子
■寺山修司の天井桟敷演劇ファンなら美術監督をされた小竹信節さんを知っておられるでしょうが 紀子さんのお会いするまでぼくは小竹さんの仕事を知りませんでした そして紀子さんから小竹さんのロンドン絵日記コラージュ作品をナノリウムで展示したいという申し出にびっくりぎょうてんしました あまりにも大きな仕事をされた小竹さんの作品を展示するのはおそれおおかったのですが 紀子さんのまっすぐな熱意にうたれて この御縁を大切にして皆さんと分かち合いたい思うに至りました どうぞ小竹信節さんの作品を通して新たな御縁が広がりますよう願ってやみません ナノリウム 中植和彌
寺田一行 展
Poodra tenp TERADA Kazuyuki
2023年5月5日㈮~5月31日㈬
■寺田さんは今年のもうひとつの富士展で人気投票1等賞に輝ひた それにしても富士山人気はスゴイ 下吉田本町2丁目信号付近は富士ビューポイントで外国人観光客でごったがえしている そんな霊峰に山梨県は事もあらうに登山鉄道を画策していて天に唾をはいている 人間は進歩や利便性を追ひ求める業といふものを人間は持っていて そこから抜け出す術を知らない 今こそ温故知新古き時代から学ぶべき事は多いだらう 富士講は富士山の見えない地にも及んでいて 例へば和歌山の新宮あたりまであるらしい 昔の人々は見えないものを見やうとする聖性を持ち合わせていたのではないか さて寺田さんの版画にはかねてから脱力力があると感じていたのぢゃが もしこれから先も人間が生きながらえることができるとしたら 小欲知足な脱力力な不可欠ぢゃないかないかの道頓堀よ ネオンチラチラの彼方に何を見やうとしているのか
もうひとつの富士アートコンテスト展
コンテスト投票結果
2023年作品しみじみ募集中
2023年2月10日㈮~2月21日㈫まで (会期中2月16日㈭は休業)
筒井康隆?だったかのコトバ「人間みな病気」にソウグウしてのはいつだったのだらう。もう半世紀ほど前のやうにも思ふが定かではない。去年出会った劇作家は「世界は病院」。といふ名言を教示してくれた。地球人類はすべからく病人で殊に精神の病人であることを前提に芝居を作っているといふのだ。どんなに科学が進歩しても便利になってもシアワセもなれないし戦争を止めることは出来ない。殺し合う戦争は分かりやすいが21世紀に入ってからは生活そのものの中に戦争が忍びよって日常化しているやうに思えてならぬ。人間が心の病を抱えて生きねばならぬならばいっそセレナーデに楽しくユカイに生きた方がよろしかろうといふことで本年はゆっくりのんびり「もうひとつの富士」作品をお待ちしておりますよ。
作品募集要項
①出品作品は1点。
②表現ジャンルは自由。絵画・写真・オブジェ・フロッタージュ等々。
③大きさは平面作品ならタテ60㎝×ヨコ60㎝×厚み10㎝まで
④立体作品は30㎝×30㎝の台に乗るもの
⑤搬入締め切りは2月8日(水) 郵送OKです。
⑥参加費五百円。
⑦パーティは又の機会に。
ギャラリー ナノ・リウム
〒403-0005
山梨県富士吉田市上吉田4583-6
tel 0555-24-2938
fax 0555-24-2948